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ドイツ、ハイリゲンダムの空港に、イタリア人修道士、ロベルト・サルスが降り立つ。彼は迎えの車に乗り、ある国際的な会合が開かれる場に向かう    。バルト海に面したリゾート地の高級ホテルで開かれる予定のG8の財務相会議。そこでは世界市場に多大な影響を与える再編成の決定がくだされようとしている。それは貧富の差を残酷なまでに拡大し、特に発展途上国の経済に大きな打撃を与えかねないものだ。
会議の前夜、天才的なエコノミストとして知られる国際通貨基金(IMF)のダニエル・ロシェ専務理事は、8カ国の財務大臣と、ロックスター、絵本作家、修道士の異色な3人のゲストを招待して自身の誕生日を祝う夕食会を催す。会食後、サルスはロシェから告解がしたいと告げられる。翌朝、ビニール袋をかぶったロシェの死体が発見される。
自殺か、他殺か? 殺人の容疑者として真っ先に浮上したサルスは、戒律に従って沈黙を続ける。間近に迫るマスコミ向けの記者会見。ロシェの告解の内容をめぐり、権力者たちのパワーゲームに巻き込まれたサルスは自らの思いを語り始める。果たして謎の死の真相は? そしてロシェがサルスに託したものとは    
イタリアの政界を背景にした風刺劇『ローマに消えた男』(13)で、権力の寓話を軽やかなユーモアを交えて描いたロベルト・アンドー監督。フェデリコ・フェリーニやフランチェスコ・ロージなど名だたる映画監督の助手を務めてきた彼が新作の題材に選んだのは、“物質主義 vs 精神主義”の構図を核に据えた知的でスタイリッシュな異色ミステリーだ。
キャストには国際的な俳優が顔をそろえた。主役の修道士サルスには、『グレート・ビューティー/追憶のローマ』(13)のトニ・セルヴィッロ。物語のキーパーソンとなるロシェ理事役には、『八日目』(96)でカンヌ国際映画祭の男優賞に輝いたフランスの名優、ダニエル・オートゥイユ。『ワンダーウーマン』(17)のコニー・ニールセン、『潜水服は蝶の夢を見る』(07)のマリ=ジョゼ・クローズ、『ソウル・キッチン』(11)のモーリッツ・ブライプトロイ、『神々と男たち』(11)のランベール・ウィルソンら、国際色豊かな顔ぶれによる競演も見所。
1959年、イタリア、パレルモ出身。フランチェスコ・ロージ、フェデリコ・フェリーニなど名だたる映画監督の助監督を務める。2000年にジュゼッペ・トルナトーレ製作の映画『Il manoscritto del Principe』(未)で長編監督デビュー。その後、オペラや舞台の演出を多く手掛け、携わった作品はオペラ17作品、舞台14作品に及ぶ。2000年にはフランチェスコ・ロージのドキュメンタリー映画『Il cineasta e il labirinto 』(未)を監督。その後も、カンヌ国際映画祭のクロージングを飾った『そして、デブノーの森へ』(04)や『Viaggio segreto』(06/未)と次々に作品を発表。『ローマに消えた男』(13)で、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞2013最優秀脚本賞をはじめとした数多くの賞を国内外で受賞。
1959年8月9日、イタリア、カンパーニャ州出身。18歳にして劇団を創設、演劇活動の中で出会った劇団ファルソ・モヴィメントのマリオ・トーネらと共に1987年テアトル・ウニチ(劇団連合)を新たに創設し、ナポリ演劇の拠点とする。2008年、『ゴモラ』と『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』が第61回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、それぞれグランプリ、審査員賞を受賞。ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』で主演男優賞を受賞した。『愛の果てへの旅』(04)、『湖のほとりで』(07)に続く2年連続3度目の同賞受賞を果たす。2013年には『グレート・ビューティー/追憶のローマ』で2度目のヨーロッパ映画賞男優賞を受賞。
1950年1月24日、アルジェリア、アルジェ出身。演劇の英才教育を受け、4歳にして蝶々夫人の息子役で舞台に立つ。1979年にジェラール・フィリップ賞新人賞を受賞。同時期に映画俳優としてのキャリアをスタートさせ、『愛と宿命の泉』(86)でセザール賞主演男優賞を受賞し、『愛を弾く女』(92)でヨーロッパ映画賞男優賞受賞。また、『八日目』(96)でカンヌ国際映画祭男優賞、『橋の上の娘』(00)で2度目のセザール賞主演男優賞に輝いている。その他出演作に、『メルシィ!人生』(02)、『あるいは裏切りという名の犬』(06)、『画家と庭師とカンパーニュ』(08)など。
1965年7月3日、デンマーク、コペンハーゲン出身。15歳の時にデンマーク国内のテレビや舞台に出演し、18歳の時にフランス・パリに移り、モデルとしてもキャリアを重ねる。1984年にフランス映画で映画初出演。2000年、リドリー・スコット監督『グラディエーター』のコモドゥス(ホアキン・フェニックス)の姉役で国際的に名前が知られる。2004年の『ある愛の風景』でサン・セバスティアン国際映画祭とデンマークアカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞。世界的に大ヒットしたアメコミ映画『ワンダーウーマン』(17)ではガル・ガドット演じる主人公ダイアナの母、ヒッポリタ役の好演も記憶に新しい。
1970年2月23日、カナダ、ケベック州モントリオール出身。2000年の『渦』で映画初主演。この演技でカナダのアカデミー賞にあたるジニー賞やバンクーバー映画批評家協会賞などの女優賞を受賞。2003年の『みなさん、さようなら』で第56回カンヌ国際映画祭の女優賞を受賞。出演作に、『ミュンヘン』(06)、ゴールデングローブ賞作品賞をはじめとし、世界中の数多くの映画祭で賞を受賞した『潜水服は蝶の夢を見る』(07)、『誰のせいでもない』(15)がある。
1958年8月3日、フランス、ヌイイ=シュル=セーヌ出身。ロンドンで演技を学び、1977年にフレッド・ジンネマン監督「ジュリア」で映画デビュー。代表作に『恋するシャンソン』(97)、2010年カンヌ国際映画祭グランプリを受賞し、自身もセザール賞主演男優賞にノミネートされた『神々と男たち』(11)。近年の出演作は、『5時から7時の恋人カンケイ』(14)、ミシェル・ウィリアムズ主演の『フランス組曲』(16)。
1971年8月13日、ドイツ、ミュンヘンで生まれ、ハンブルクで育つ。父親は俳優のハンス・ブレナー、母親は女優のモニカ・ブライプトロイ。1994年から本格的に俳優として活動を始める。2006年に『素粒子』(ミシェル・ウエルベック原作)で第56回ベルリン国際映画祭男優賞を受賞。また、ファティ・アキン監督作品の常連俳優で、『太陽に恋して』(06)、『ソウル・キッチン』(11)、『消えた声がその名を呼ぶ』(15)に出演。その他出演作は、『ラン・ローラ・ラン』(99)、『バーダー・マインホフ 理想の果てに』(09)。



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